愛知県をはじめ、中部地区一円の畜産関連施設から運び込まれる畜産副産物原料を米国DUPPS社製最新連続式レンダリングシステム2ラインにより、 安定した体制・工程のもと飼料原料などへのリサイクル生産を行っております。このシステムにより、それぞれ1時間当たり3t(牛)と15t(鶏・豚) の原料処理が可能となっております。原料処理については、牛・豚・鶏等を畜種別に分類集荷処理することにより、それぞれ最大限の製品価値を発揮し 、資源の有効活用に務めております。工場室内は大型脱臭システム(薬液洗浄・活性炭処理)によって常にクリーンに保たれ、また原料処理時に 機器から発生する処理臭気はボイラーにて燃焼脱臭し、環境基準の順守に努めております。
1.原材料を約20cm程度まで破砕し、定量供給機へ投入します。
2.定量供給機から原料をクッカーに投入し、約130度の油でてんぷらのように約40分揚げることにより、原料に含まれる水分を蒸発させます。
3.クッカーから出て来た物は、固液分離スクリューで油と固形物に分離し、油は遠心分離器で不純物を除去し原油タンクに送られます。
固形物については、高圧搾機で残留している油分を搾り、粉砕機で粉にし、篩で不純物を除去し製品タンクへ送られます。